客観的事実を認識する
こんにちは。
今回はレイキではなく、心理療法、、というか、マインドフルネスのお話を。。。。
マインドフルネスは、スティーブ・ジョブスも行っていたとされ、「今、現在において起こっている体験に意識を向け、評価をせず、とらわれのない状態で、ただ観ること」と説明されることがあります。
我々は時に、自分が好ましくないと思っている感情(例えば、怒り・悲しみ・不安・恐怖)にとらわれ振り回され行き場をなくしてしまうことがあります。
ある事象に対し、勝手な評価や意味付けをして好ましくないと思っている感情に支配されてしまうのです。
猫が大好きなクライエントAさんの例を出しましょう。
Aさんは大の猫好きで自身でも猫を飼っています。
Aさんが私にこんな相談をしました。
「実は時々自分の自宅の敷地に野良猫がやってきて、物憂げな視線でこっちを見て、か細い声で何かを訴えかけるように鳴くんです。おそらくニオイでウチが猫を飼っているのを知っていて、もしかしたらエサをくれるかも・・と思ってウチの敷地に入って来るんでしょうね。
それを考えるといつも辛くて辛くて・・・」
ブログなのでこれぐらいにしておきますが、実際はもっと思いを語っていらっしゃいました。
上記のAさんの相談内容を見てどう感じられたでしょうか?何か違和感はありましたか?
そのまま素直に受け取ると、「猫好きで猫のことを親身に想っている優しい人だなぁ」なんて思うかもしれませんよね。
でも、これほとんどの部分が事実ではないのです
事実とは、現実に起こり、または存在する事柄。客観的に誰が見てもそうであるという事柄。
で、Aさんは長く野良猫について語ってくれましたが、内容の中で事実はたったの1つ
それは、、単に「猫が鳴いた」
の1点のみです!
さらに的確に事実を表現するならば
「(一般で猫と呼ばれている)物体から音がした」
です
事実はこれだけなのです。
我々は事実でない事を、様々な価値観で評価をし意味付けをし、それをあたかも事実と誤認し不必要な感情を生み出し、苦しみます。
それは自分自身で幻想の物語を作り出しているのに過ぎないのです。
そしてその物語で生み出した感情は自分と一体化してしまいとらわれてしまいます。
もしアナタがAさんのように不必要な感情にとらわれ振り回されしんどい思いをされているなら、事象に対して客観的事実を見極めるクセをつけましょう。
これをやると、いかに自分が価値観や思い込みという色眼鏡でものを見ていたかが気づいたりします。
次回は、実際私が普段どのように実践しているか書かせていただきたいと思います
そしてそんなマインドフルネス的思考について学んでいセラピストのセッションがうけられるのはこちら
注意
病気のための霊気療法は、医療行為を補完するものであって、医療行為を代替するものではありません。
したがいまして、医師が行う診断や投薬についてのアドバイス等も、診断・治療・投薬等の医療行為も行いません。
効果は、個人差があるので確実な治癒、改善や成功を約束するものではありません。
治療中の方は、医師と相談することをお勧めします。